投稿日:2006-09-26 Tue
先週末、ちょいとした用事で実家に帰った。天候に恵まれて気持ちの良い帰郷だ。
子供の頃に自転車で走り回った道を車で駆け抜ける。
「変わった」と思わされたり「相変わらずだな」と思わされたり
故郷の時の流れを敏感に感じ取れる旅になった。
町を出る電車を待つホームで12時のエーデルワイス(実家の在る町では
12時になると町じゅうに流れる。)を聞いていると、そよ風と一緒に
金木犀の香りがしてきた。
先のブログにも書いた「匂い」の記憶にエーデルワイスの「音の記憶」が相俟って突然中学校の給食の時間の風景が駆け巡った。
食器をつつく音やオシャベリ、スピーカーから流れるゆっくりとしたBGM
級友達の顔。
一遍によみがえってきた。
どうやらこの時期の突然のフラッシュバックの大きな原因の一つに
「金木犀の香り」が在るようだ。
強烈な個性をもったあの匂いとぬけるような空と高い雲。
オレンジ色のフィルター掛かったような昼の景色。
私になにかを思い出させる
私を記憶の中に引きずり込む
そんな金木犀の香りのする町を歩く旅だった。
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投稿日:2006-09-21 Thu
昨日、所属する草野球チームの試合に行ったきた。一応スタメン、キャッチャーで四番のオレ。
若さだけでこのポディションを任されてるようなものなので
当然下手。
野球は小学生の頃から好きだったが少年団や部活経験は無し。
体育の授業でソフトボールをやるていどなものだから大変だ。
とにかくボールが怖い。
ソフトボールと比べると圧倒的な小ささに早いボール、変化球、ショートバウンド、ファールチップ。
今までは学生時代にバスケとテニスで得た金メッキでなんとかやってきたが
そろそろ限界だ。
ぼろぼろに剥がれ落ちておまけに錆が付きはじめた。
ついにはスタミナ不足から二試合目の途中で両足のふくらはぎを
ツッてしまい負傷退場...情けない。
ただでさえチームに迷惑を掛けているのにこれではいけないと思った。
まずは基礎体力を最初から作り直さなくてはならない、とくに下半身だ。
球場からの帰り道で三度目の部活動開始の決意が湧いてきた。
こんな気持ちは久しぶりだ。
草野球を少しでも長く力強くやるために。
レギュラーを目指して必死に走ったあの頃の自分をおもいだした。
投稿日:2006-09-20 Wed
一週間ぶりの自分の部屋と更新です。現在泊り込みの仕事をしているのですが
長時間の机仕事に首やら肩やらが酷くこります。
昨日の夕方に帰ってきて部屋片付けして寝て起きたら野球です。
しかも2試合。
よくよく体が持つ物だと感心していますよ。
『これが若さか・・・』
投稿日:2006-09-12 Tue
匂いによって思い出される記憶がある。別にその匂いをかぐ事で何時、何処でなにをしていたか
と言うような具体的なことを思い出すわけじゃなくて、
「おそらくそれに近い匂いを感じていたであろう瞬間、日々の記憶」が
フラッシュバックのように流れてくる。
中学の時、部活で走った薄暗い曇り空のグラウンドの風景。
高校時代の退屈な午後の授業風景や
専門学校から寮へ帰る途中の山手線から見える新宿の街並みなんかが
鼻で一呼吸する間に頭の中を駆け巡っていく。
こういう事があると大抵鬱になる。
何でだろうか?
季節の変わり目だからか?
それもあると思うが、もっと違う所に原因があると思う。
孔さんやみさいじ君と話してる時に
「今が最高!」とか「この瞬間が一番楽しい」などと言う事があるのだが
それならなぜ過去の記憶に触れてこんなに落ち込んだり鬱になったりするのだろうか。
「今が最高!」や「この瞬間が一番楽しい」といった発言にウソはない...
と、思う。
実際そう感じて発言しているという認識があるし基本的には
常にそういう考え方だ。
でも時々、『あの頃』に戻った夢の中で
「良かった、本当に良かった!」と思ってしまう事がある。
そりゃ誰でも「あの頃に戻りたい」という思いはあるだろうし
「あの頃」の記憶に触れて感傷的になることだってあるだろう。
常にこの瞬間が一番だ、と感じながら過去の自分と比べているのかも
しれない。いや、過去の自分が想像していた今の自分とかな?
それなら今の自分は大分劣っている気がするしね。
実家を出て3年。
世の中は本当に自分の思い道理には行かないという先輩達の言葉が
ようやく解り始めてきた。
過去の理想と現実に膝をガクガクさせながら
心底安心して無責任に未来を夢見てた「あの頃」に思いをはせ
それでもやっぱり能天気に素晴らしい我が人生に向かって
走っていこう!
そう思う今日この頃ですよ。
今年も孔さんに「おい、また例の病気が始まったよ。」と苦笑いされる
事だろうね。
恒例行事だ。
今日は湿った海苔でした。
投稿日:2006-09-11 Mon
土曜だったか?弟と電話で話してたら、なんか知らないけど
突然エレキギターのアンプが欲しくなったので買いに行くことにした。
ネットで調べてみると新宿に良い感じの楽器屋さんがあるそうなので
日曜日に行ってきた。
小心者の自分は良く知らないジャンルの行き慣れていないお店に
入るのがとても恐ろしく
「このファッ菌ボーズがぁ!フェンダーをFenderと言えるように
なってから来やがれ!!」
べチン!! ←小生の尻を蹴り飛ばす音
「ひ、うひぃ!おじゃましやしたぁぁぁー」
ってのは大げさだが、それに近いことはあるのでは?
リアルで私の物の知らなさに悪態付かれる位の事は覚悟で
山手線に揺られて行った訳ですが、
実際は店内でギターが見たいのかアンプが見たいのか
はたまた弦が?いやチューナーか!?
といった具合に完全に挙動不審な動きを見せる私に
「なにかお探しですか?」と松崎しげるの黒い肌にあって
まばゆく光るあの白い歯のように素敵なスマイルで声をかけてくれた
メガネの、ちょっとお洒落な店員さんが
『なるべく自然に!気取らすに!!』
と心で念じながら思いっきり引きつった顔の
冷や汗で背中グッショリな私を素敵なアンプへと導いてくれました。
素敵な店員さんありがとう!
初めて同人ショップやパソゲーショップに行ったときは
こんな事なかったのになぁ。
投稿日:2006-09-11 Mon
とりあえずテストです。
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